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お犬様とお花見


お犬様が家にやってきた。
今日はお犬様とお花見だ。


セクシー・スパイ★ボイン大作戦



太宰治の書いた犬の短編小説「畜犬談」が好きだ。

「私は、犬については自信がある。いつの日か、かならず
喰いつかれるであろうという自信である。
私は、きっと噛まれるにちがいない。自信があるのである。」

という書きだしてはじまる短編小説は洒脱で読んでて楽しい。

お犬様たちはコーフンする。
ワシが家に帰ると狂ったように吠えて走り回る。
前にも書いたが嬉ションをする。

朝は、会社に行こうとすると、連れていけと吠える。
「連れていってやるから、ワシのかわりに会議に出て
パソコンで資料を作ってくれるか?」とお犬様に
問うても、お犬様はただ吠えるばかりだ。

別れ話をしたら突然、泣き叫び、そして恨み辛みを
口にする女のようでもある。

お犬様にも花粉症があるのかしらん。と思うのだが、
ちっこい方のお犬様がよくクシャミをする。
そして、クシュンクシュンと鼻を鳴らすのだ。
その姿はまるで、花粉症の症状だ。

そういうときは、ワシはそっとティッシュで鼻を拭いてやる。
別に鼻水は出してないようなのだ。

ワシは以前から犬使いと言われるぐらい犬に好かれる。
ワシがお犬様のご機嫌を取る行為として、首のあたりを
甘く噛むのである。

最初やられたお犬様は驚くのだが、次第にそれが気持ちいいことを
知ってしまうと今度は、自らワシの口に首をくっ付けてきて、
噛んでと甘えてくる。
お犬様はすぐ甘える。

一度、飯をご馳走したら、味を占めて甘い言葉で誘いをかけて
また飯にありつこうとする女に似ている。
貰うまでは甘えるところなんかは、よく似ている。

一度、寝たら次から毎回寝れると思ってる男のようでもある。

なんで、あの時はオッケイだったのに、今夜はダメなの?
って男は疑問に思うのだが、女はこないだの夜とは別人のような
振る舞いをみせる。

お犬様にとっての時間は人間の7倍と言う話を聞いたことがある。
だから歳をとるのも、早い。
ということは、お犬様が「待て」をしている時間は本当は7倍長く
「お留守番」している時間も7倍長いと思うと、もう少しそばに
いてあげようかと思うのである。

お犬様は涙を流す。悲しいのか、毛が目に入るのか
定かではないけれど、涙をためている。
涙はポロポロとはこぼれないけれども、涙で目の周りの
毛が濡れている事がある。

でも、ワシにはお犬様の悲しみはわからない。

桜が美しく咲いている。
その期間は短い。

お犬様との生活がはじまった。

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