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とくべえ(長野)

長野あたりで呑んでます。
大徳寺です。

長野の夜。
路地に灯る赤ちょうちんに誘われて。
17時半開店のこちらのお店へ参りました。
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しかし、17時半になっても店がまだ開いてなかったので
中を覗いて「何時からですか?」と尋ねると
笑顔のステキな女性が
「すいません、準備遅れてまして。 少しお待たせしちゃってもよければどうぞ」
構わないです。

カウンターに座ります。
足を痛い思いしてウロウロしたけど、最後に長野で笑顔のステキな
女性に巡りあえたのだ。

いやぁ、もうこれでこれまでの痛みや苦労なんか
吹き飛んじゃうもんね。
当然、一番乗りなのです。
114_20091031000435.jpg

「飲み物何なさいますか?」と長野美人がワシに微笑む。
いいんですか? 準備できてからでいいですよ。
「大丈夫ですよ。」とまた笑顔。
笑顔が一番。
毎日、息子に向かってワシはそう呼びかけている。
笑顔は周りを幸せにしてくれる。

お燗してもらう。メニューには日本酒としか書かれていない。
銘柄はわからない。そして、2合としか書かれてない。
銘柄はいいのだ。 そんな事は。
長野にはあなたの笑顔があれば、それでイイのだ。
116_20091031000431.jpg

「どうぞ」と彼女は笑顔でワシにお銚子を差し出した。
お猪口を手にとり、ワシは彼女のお酌をいただいた。

お通しのもずく酢。
彼女はこのお店のバイトのようで奥でご夫婦が準備に忙しい。
奥にいるご夫婦と眼があったので会釈すると、会釈で
返される。

「おでんならすぐ出来ますよ」と笑顔で話しかけてくる。
その笑顔、ドラフト1位。
115_20091031000433.jpg

間もなく、ご常連たちが店にやってくる。
ワシはゆっくりと酒を呑みながら、ご常連さんたちが注文するモノに
耳を傾けようとした。

はじめての店へ、いつここへ戻ってこれるかわからない店へ。
そんな時は、ご常連に聴け。なのだ。
しかし、ご常連さんたちは座敷にあがって気軽に話しを聞ける
風ではなかったので、注文に耳を傾けた。

「なめこのおろし合えある?」
と聞いている。奥にいた女将さんが出てきて何やら
説明をしている。
あるようだ。
「じゃあ、それときのこ汁にね、舞茸の天麩羅ね」
そうだ、長野だ。山菜だ。
きのこ汁を最後に呑もう。

「なめこのおろし合えとお酒をください」というと
女将さんが出てきて先ほどのご常連さんに説明してた
ような事をワシにも言った。

「いいなめこが取れなくってあまりいいのじゃないけど
大丈夫?」とおっしゃる。
えぇ、構わないですよ。

このなめこのおろし合えってチョコットだけ出てくるのかと
思いきや、結構大きな器にドンと出てきた。
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ヒェェェ・・・と声が出そうになる。
だってお一人様のワシにとってこの量は厳しい。
他のオーダーが出来ない。
ひょっとして、きのこ汁もデカイのかも知れぬと
思うと、まずは目の前のこいつを片付けてから
次に臨むことにしたのだ。

するとフイに笑顔のステキな彼女が話しかけてきた。
「どちらからですか?」
「東京です」
その笑顔はワシを虜にするに充分だった。

でも、すまない。
ワシにも妻もあり子供もあるのだ。
そして次の街へ行かねばならぬのだ。

一人カウンターの隅でぬる燗を呑みながら妄想に耽る。

そこへ、女将さんがやってきて、ワシの目の前に漬物をドンと置く。
「さっきのどうだった? あんまり美味しくないでしょ?」
「いや、美味しかったですよ」
「これね、食べて。お詫びよ」って漬物を出してくれた。
それが、また結構な量なのだった。
「ありがとうございます。いただきます」

お酒をもう一本、おかわりした頃からワシの足が
痛み出したのだ。
その痛みはもうそろそろ、大宮へ戻っては?と
ワシに呼びかけているようだった。

お会計を済ませ、笑顔美人にも別れを告げて
ワシは駅へ一人、戻っていくのでありました。
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